英1期の服飾史まとめ
洋裁バトル番組「ソーイング・ビー」内ではバトル中に服飾史を学ぶ数分のミニコーナーが挿入されます。
世界史・繊維や経済などを掘り下げるコーナーなので、それを本レポページに入れるとバトルの流れが悪くなる為、ここでまとめて総集編としてピックアップします。
1回 型紙誕生秘話
服飾史家のクレアさんが教えてくれます
- 19世紀女性は縫えるが服の作り方がわからなかった
- 出版社が型紙を雑誌の付録にした
- 最初のころはワンサイズの雑貨や子供服だった
服飾史コーナー一回目は型紙=パターン誕生の歴史話です。
19世紀後半・中流階級の女性は縫い物が出来ても服が作れなかったが出版社のサミュエルが雑誌の付録に型紙をつけて服作りのノウハウを公開してどんどこ服作りが広まります。
現代の日本では型紙のある雑誌ってどんどん廃刊してごくわずかになりつつあります
2回 ボウ・フランメルのダンディズム
ちなみに、ボウ・フランメルは「シャレオツ・フラン君」みたいな通り名です。本名は「ジョージ・ブライアン・ブランメル」です
女子っぽさのある服装から紳士の服装へ~。ジョージ王子の後押しもあってボーはさほど身分は高くないのですが、社交界のファッションリーダーとして君臨しました。口というか弁も立つのでその辺が男らしいとも評価されてます
ここからはテーラーのブライアンルイスの解説になります・・。ボーの服装を実現したのは軍事服装事業を設立したテーラー「ジョナサンレイヤー」です
軍服からヒントを得て作られてる服がかっちょいい。衿こしの高さ・あごが小さめな西洋人のものだと痛感します
3回 戦争とソーイング・ビー
政府に型紙を提供されて婦人奉仕協会が服飾を作っていました。婦人も縫い物で国に貢献しましょう~って事です。
1941年衣料品が配給制になり生地が不足となり、お古をリメイクする技術が活発化されました。
アンも当事大学生でした。父の幅広パンツをタイトスカートにリメイクしてたそうです。お古は嫌だったとアン・・戦争いかんのじゃよ